そもそも不動産ってどうやって探す? 後編 不動産屋に行く編
前回はインターネットでの不動産の探し方を紹介しました。
今回は実際にどこの不動産屋に行けばいいかということをテーマにしたいと思います。
※画像は営業マンのイメージです
インターネットだけで不動産を探すのはとても大変です。
そこで、とりあえずこんな条件で探していますがということで不動産屋さんに行ってみましょう。
行くのは大手でも地元の不動産屋さんでもどこでもよいです。
ネット編では大手不動産をお勧めしましたが実際に相談する不動産屋さんは必ずしも大手でなくてもいいと思います。
地元で長年続いている不動産屋さんやそのエリア・沿線に特化した不動産屋さんでは大手以上の情報を持っている可能性が大いにあります。
そこで3つくらい相談する不動産屋さんを決めて実際に相談してみましょう。
なぜ3つも?と思うかもしれませんが理由は下記でご説明いたします。
情報量が不動産屋によって違う
基本的にすべての不動産はレインズというサイトに登録されています。
しかし中古の場合、周りにあまり知られたくない方などはレインズにも登録せずに手持ちのお客様だけに紹介してほしいという方もいます。そういった完全に未公開の情報というものも存在するので中古でお探しの方はそういった情報を逃さないためにもできるだけ多くの不動産屋さんに登録されることをお勧めします。
また、新築戸建なども会社によって情報が行きわたるのに差があります。
新築戸建の売主はよく取引をする会社(土地の仕入れの仲介をしてくれる会社や成約数の多い会社)に優先的に情報を提供する傾向があります。
チラシやネットを見ていると大体どこの会社がそういった情報を持っているかなんとなく目星はつくと思います。毎週同じ物件の広告ばかりしている会社は情報が少ないと判断できるのでそこにあえて相談しに行く必要はないでしょう。
営業マンの質が違う
その営業マンは本当にあなたのために頑張ってくれそうですか?
また、購入にあたって引き渡しまでしっかりと安全に取引を終えるスキル・知識がありそうですか?
家を買う方は当然ある程度社会経験もお金もある方だと思うので身だしなみや口調・実際に相談した時の話の内容で見分けがつくと思います。こいつはダメそうだなと思ったら「もうあなたからは買わないので担当を変更してください」というくらいの気持ちでいきましょう。言いづらいときはその会社からは完全に紹介してもらえなくなりますが他で買ったと言ってしまいましょう。
万が一資金計画に狂いがあったり、引き渡しまでにトラブルがあったりすると大変です。また、せっかく欲しい物件が決まっても交渉力や予測力がない営業に当たると買い逃してしまうかもしれませんよ。
冒頭でも申し上げましたが基本的にすべての物件はレインズというサイトに登録されどこの会社でも紹介できるようになっています。
いくつか不動産会社に問い合わせた結果この人から買いたいという営業が見つかればその方にすべてを任せてしまうのが最も楽です。
多くの不動産屋さんに行くと購入条件を聞かれ、同じような物件を紹介され、夜に何度も電話がかかってくるなどデメリットもあります。
そこで冒頭で紹介したようにネットやチラシである程度相談に行く不動産屋さんに目星をつけ相談した結果どこに任せるか最初に決めてしまうと楽だと思います。
そのエリアで情報量の多い不動産屋さんで良い営業マンに巡り合えるといいですね。