不動産マガジン

現役不動産営業マンのブログです。不動産でお悩みの方のお役に立ちます!

不動産購入の流れ

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家を買うときってどんな流れになるんだろう?

 

 

「これから家を探そうと思うけどまだ不動産屋に行くのはな~」という方に不動産

購入の流れについてご説明いたします。今回は住宅ローンを組む方向けです。

1.不動産の購入の相談と資金計画・物件の見学

今はネットで物件もある程度把握できるので自分の探している条件でどんな物件があるのか大体わかります。気になる物件があれば問い合わせをして他に探している条件を伝えてみましょう。もしかしたらネット未公開の物件などを紹介してもらえるかもしれません。条件はとりあえず予算と希望エリア・駅からの距離などを伝えておけば良いでしょう。余裕があれば細かい条件やその理由なども伝えるとより良い物件に巡り合える確率が上がります。候補の物件が定まりましたら間取りを見ただけでは収納の量や日当たり・音・天井の高さなどの具体的なイメージが湧かないので見学してみましょう!

資金計画は大体の方がイメージでいくらまでと決めていますが、毎月の支払などから詳細に相談してみましょう。マンションの場合は管理費修繕積立金が別途かかりますし固定資産税もかかります。そういった住宅ローン以外の出費のも馬鹿にならないので「こんなはずではなかった!(ノ∀`)アチャー」とならないようにしっかりと計画しましょう。

ローンが組めるかどうかは事前に年収・勤務先・勤続年数・雇用形態・他の借り入れの有無・病歴などを伝えれば大体いくらどこの銀行でなら借りられるか分かりますが不安な方はお金もかからないので事前審査を進めておくことをお勧めします。

2.欲しい物件が見つかったらお申込み!

探しているうちに欲しい物件が決まりましたらお申し込みをします。申込書はあくまで購入の申し込みを不動産会社に依頼する書面なので、購入申し込み書には法的拘束力はありません。申込書には金額・手付金の額・契約日・引き渡し日・融資利用の予定などを記入します。

住宅ローンの事前審査がまだの方は審査も並行して進めます。通常2~3日で審査は完了しますが、勤務先によっては源泉徴収を揃えるのに時間がかかったり、自営業の方や確定申告をされている方、転職して1年未満の方などは審査に書類が多く大変だったりすることがあるので注意が必要です。

良い物件は出てすぐ申し込みが重なるなんてことはよくあります。その場合はより良い条件で確実に契約できる方が優先されます。せっかくのチャンスを逃さないためにも事前にローンの審査はしておいて損はありません。

3.売買契約の締結

条件もまとまりローンの審査も完了しましたらいよいよご契約です。契約でやることは主に①重要事項の説明②契約書への署名捺印③設備や物件の状況についての確認④手付金の授受です。

所要時間は大体2時間半くらい見ておけば良いでしょうローンを組む場合は実印が必要になるので印鑑登録をしてない方は急いで市役所で印鑑登録をしましょう。

4.ローンのお申込み

契約書にはいつまでにどこの銀行でいくらの承認を取らなければならないか記載されています。事前審査と違い本審査は住民票や印鑑証明・課税照明などの公的な書類が必要になり、記入する書類も多いので結構大変です。審査には1週間ほどかかり、銀行によってはそれ以上かかる場合もあるので、契約後はいつまでにローンの審査をしなければならず何の書類が必要になるのかしっかりと確認しておきましょう。

5.ローンの契約(金銭消費貸借契約)

無事に本審査が終わりましたらローンのご契約(金銭消費貸借契約)をします。最近は土日営業している銀行も多いですが、土日は予約が殺到するので平日になってしまうかもしれません。お仕事が忙しい方は早めに銀行・不動産屋さんに相談しておきましょう。

6.物件の最終確認

契約時に設備などについて確認をしていますが念のためもう一度現地で確認をします

 

※5と6は順不同です。

7.残金決済

銀行で住宅ローンを実行し売主様にお金を払います。鍵の引き渡し、登記の依頼を司法書士に委任しすべての手続きが完了します。リフォームをする場合はこのタイミングでリフォームができるようになります。

 

以上ざっとでしたが不動産の購入の流れでした。

それぞれの項目で大事なことはまた後日ご説明したいと思います。