不動産マガジン

現役不動産営業マンのブログです。不動産でお悩みの方のお役に立ちます!

今月の金利 2016年11月

 

今月の金利情報(2016年11月17日現在)

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住宅ローンの比較ツールとしてお使いいただければ

幸いでございます。

今月は前月と比較すると据置きとなった銀行が

ほとんどでした。

 

※変動・固定それぞれの店頭金利、▲は優遇の最大幅、

 →は最大優遇後の適用金利

 固定金利は優遇金利の情報の記載がない場合は

 適用金利のみ

 必ず金利優遇を最大受けられるわけではございませんので

 実行される金利を確かめるには事前審査を通すことをお勧めします

 

三井住友信託銀行

変動 2.475% ▲1.875% →0.600%

固定30年 3.70% ▲2.85% →0.85%

 

三菱UFJ信託銀行

変動 2.475% ▲1.9% →0.575%

固定 35年 1.02%

 

三井住友銀行

変動 2.475% ▲1.85 →0.625%

固定 35年 1.46%

 

三菱東京UFJ

変動 2.475% ▲1.85 →0.625%

固定 35年 1.09%

 

みずほ銀行

変動 2.475% ▲1.85 →0.625%

固定 35年 1.42%

 

りそな銀行

変動 2.475% ▲1.85 →0.625%

固定 35年 1.3%

 

【フラット35(アルヒ)】

20年以内 0.93%

21年以上 1.3%

 

金利に関する情報】

 

三井住友信託銀行では家計応援プランを使うと優遇後の金利からさらに

最大▲0.03%引き下げ!

内容はざっくり説明すると証券口座開設・NISA口座開設・30万円以上の

定期預金です。それぞれ▲0.01%ずつになるのですべてやると▲0.03%

金利引き下げをしてもらえるので変動金利は0.57%になります。

詳細は下記をご参照ください。

http://www.smtb.jp/personal/loan/house/support-plan/

 

三菱UFJ信託銀行でも教育資金贈与信託をご利用の方は

店頭の表示金利から最大▲1.95%優遇

→実効金利は変動で0.525%

※贈与の金額によって金利優遇が異なります。

詳細は下記をご参照ください。

http://www.tr.mufg.jp/loan/mago/index.html

 

そもそも不動産ってどうやって探す? 後編 不動産屋に行く編

前回はインターネットでの不動産の探し方を紹介しました。

今回は実際にどこの不動産屋に行けばいいかということをテーマにしたいと思います。

 

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※画像は営業マンのイメージです

 

インターネットだけで不動産を探すのはとても大変です。

そこで、とりあえずこんな条件で探していますがということで不動産屋さんに行ってみましょう。

行くのは大手でも地元の不動産屋さんでもどこでもよいです。

ネット編では大手不動産をお勧めしましたが実際に相談する不動産屋さんは必ずしも大手でなくてもいいと思います。

地元で長年続いている不動産屋さんやそのエリア・沿線に特化した不動産屋さんでは大手以上の情報を持っている可能性が大いにあります。

そこで3つくらい相談する不動産屋さんを決めて実際に相談してみましょう。

なぜ3つも?と思うかもしれませんが理由は下記でご説明いたします。

 

情報量が不動産屋によって違う

基本的にすべての不動産はレインズというサイトに登録されています。

しかし中古の場合、周りにあまり知られたくない方などはレインズにも登録せずに手持ちのお客様だけに紹介してほしいという方もいます。そういった完全に未公開の情報というものも存在するので中古でお探しの方はそういった情報を逃さないためにもできるだけ多くの不動産屋さんに登録されることをお勧めします。

また、新築戸建なども会社によって情報が行きわたるのに差があります。

新築戸建の売主はよく取引をする会社(土地の仕入れの仲介をしてくれる会社や成約数の多い会社)に優先的に情報を提供する傾向があります。

チラシやネットを見ていると大体どこの会社がそういった情報を持っているかなんとなく目星はつくと思います。毎週同じ物件の広告ばかりしている会社は情報が少ないと判断できるのでそこにあえて相談しに行く必要はないでしょう。

 

営業マンの質が違う

その営業マンは本当にあなたのために頑張ってくれそうですか?

また、購入にあたって引き渡しまでしっかりと安全に取引を終えるスキル・知識がありそうですか?

家を買う方は当然ある程度社会経験もお金もある方だと思うので身だしなみや口調・実際に相談した時の話の内容で見分けがつくと思います。こいつはダメそうだなと思ったら「もうあなたからは買わないので担当を変更してください」というくらいの気持ちでいきましょう。言いづらいときはその会社からは完全に紹介してもらえなくなりますが他で買ったと言ってしまいましょう。

万が一資金計画に狂いがあったり、引き渡しまでにトラブルがあったりすると大変です。また、せっかく欲しい物件が決まっても交渉力や予測力がない営業に当たると買い逃してしまうかもしれませんよ。

 

冒頭でも申し上げましたが基本的にすべての物件はレインズというサイトに登録されどこの会社でも紹介できるようになっています。

いくつか不動産会社に問い合わせた結果この人から買いたいという営業が見つかればその方にすべてを任せてしまうのが最も楽です。

多くの不動産屋さんに行くと購入条件を聞かれ、同じような物件を紹介され、夜に何度も電話がかかってくるなどデメリットもあります。

そこで冒頭で紹介したようにネットやチラシである程度相談に行く不動産屋さんに目星をつけ相談した結果どこに任せるか最初に決めてしまうと楽だと思います。

そのエリアで情報量の多い不動産屋さんで良い営業マンに巡り合えるといいですね。

そもそも不動産ってどうやって探す? 前編 ネット編

今回はインターネットを使った物件の探し方についてです。

 

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なんか画像がおかしい気もしますが適当なフリー素材がなかったので見逃してください。

 

いろいろな不動産情報サイトがありますが全部を見るのはかなり難しいと思います。

そこで今回は私がよく使うサイトと特徴をご説明いたします。

 

suumo

【SUUMO】不動産売買・住宅購入・賃貸情報ならリクルートの不動産ポータルサイト

おいおいsuumoかよと思われた方もいるかもしれませんがやはり物件数・掲載のスピード・探しやすさにおいてはトップだと思います。

とりあえずという方はsuumoで自分の希望条件でどんな物件があるか探してみるのにも向いています。

特に新築系の情報が豊富なので新築戸建・マンションをお探しの方にも向いています。

 

不動産ジャパン

安心・安全な不動産取引をサポートする総合情報サイト 【不動産ジャパン】

ある程度条件が絞れて来たら検索条件を保存して毎日見るのに使いやすいです。

上のやり方で中古マンションを探すとほとんど漏れがなく希望条件の物件情報をいち早く入手できるので中古マンションを探すのに向いています。

戸建は新築と中古が混同してしまうのでちょっと探しにくいかもしれません。

また、投資物件も探しやすいので投資家の方にもおすすめです。

コラムも結構勉強になります。

 

at home

 

不動産のことなら【アットホーム】物件探しから住宅情報まで!

アットホームの良さは検索条件をかなり細かく指定できることです。

広範囲でお探しでどうしても「ペットが飼いたい・ルーフバルコニーのある部屋が欲しい」などとエリア・金額・広さ・駅の距離など基本的な条件以外にこだわりのある方に向いています。また、駅名を指定してそこからの距離でも探せます。

さらに上の2つには載っていない物件がごくたまにですがあったりします。

かなり熱心に探されている方向けではないでしょうか。

 

基本的には上の3つのサイトで十分だと思います。ここからは不動産屋でなければお教えできない情報です。本気でお探しの方向けなのでまだ探し始めの方はそこまでしなくてもいいかもしれません。

大手不動産会社のホームページ

三井・住友・東急・野村などのホームページです。

もしくは地元で長年続いている不動産屋さんやその沿線での営業活動に特化している会社のホームページです。

なぜ大手?と思われるかもしれません。

不動産を売りたい方の中にはあまり周りに知られたくない方がいます。そういった方は自分の物件を売却する際の広告掲載の方法として多くの方が見る可能性のある新聞のチラシやsuumoなどには載せないでほしいという方もいます。ただし、その会社のホームページだけであればいいですよという方はなぜか多くいらっしゃるので限定の情報を見つけられる可能性があります。そしてそのエリアでシェア率の高い大手の不動産会社や地元で長年続いている会社・沿線での営業に特化した不動産会社にはそのような情報も集まりやすいのです。

学区限定でお探しの方などはそのエリアの大手不動産会社などのホームページもチェックすればさらに良い物件を見つけられる可能性が高まります。

全部見るのは大変という方はお探しのエリアで一番シェアの高い会社のホームページを見ればいいでしょう。

シェア率はそのエリアの不動産屋さんに聞けば教えてもらえると思いますが自分の会社より他社がシェアが高いとは言いたくないでしょう。

そこでどうすればよいかというと実際にホームページを見てどれくらいの物件を載せているのか比較してみましょう!それしか方法はありません!どこのホームページでも載せている物件しかない会社とその会社でだけ掲載している物件が多い会社で見分けがついてくると思います。

かなり大変かもしれませんが良い物件を探すのにはそれくらいしないといけないのです。

 

ネットだけを使って物件を探すのは大変です。そこで実際にどうやって探すと効率的に探せるかを次回は記事にしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの不動産探しのお役に立てば幸いです。

 

 

 

 

 

不動産購入の流れ

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家を買うときってどんな流れになるんだろう?

 

 

「これから家を探そうと思うけどまだ不動産屋に行くのはな~」という方に不動産

購入の流れについてご説明いたします。今回は住宅ローンを組む方向けです。

1.不動産の購入の相談と資金計画・物件の見学

今はネットで物件もある程度把握できるので自分の探している条件でどんな物件があるのか大体わかります。気になる物件があれば問い合わせをして他に探している条件を伝えてみましょう。もしかしたらネット未公開の物件などを紹介してもらえるかもしれません。条件はとりあえず予算と希望エリア・駅からの距離などを伝えておけば良いでしょう。余裕があれば細かい条件やその理由なども伝えるとより良い物件に巡り合える確率が上がります。候補の物件が定まりましたら間取りを見ただけでは収納の量や日当たり・音・天井の高さなどの具体的なイメージが湧かないので見学してみましょう!

資金計画は大体の方がイメージでいくらまでと決めていますが、毎月の支払などから詳細に相談してみましょう。マンションの場合は管理費修繕積立金が別途かかりますし固定資産税もかかります。そういった住宅ローン以外の出費のも馬鹿にならないので「こんなはずではなかった!(ノ∀`)アチャー」とならないようにしっかりと計画しましょう。

ローンが組めるかどうかは事前に年収・勤務先・勤続年数・雇用形態・他の借り入れの有無・病歴などを伝えれば大体いくらどこの銀行でなら借りられるか分かりますが不安な方はお金もかからないので事前審査を進めておくことをお勧めします。

2.欲しい物件が見つかったらお申込み!

探しているうちに欲しい物件が決まりましたらお申し込みをします。申込書はあくまで購入の申し込みを不動産会社に依頼する書面なので、購入申し込み書には法的拘束力はありません。申込書には金額・手付金の額・契約日・引き渡し日・融資利用の予定などを記入します。

住宅ローンの事前審査がまだの方は審査も並行して進めます。通常2~3日で審査は完了しますが、勤務先によっては源泉徴収を揃えるのに時間がかかったり、自営業の方や確定申告をされている方、転職して1年未満の方などは審査に書類が多く大変だったりすることがあるので注意が必要です。

良い物件は出てすぐ申し込みが重なるなんてことはよくあります。その場合はより良い条件で確実に契約できる方が優先されます。せっかくのチャンスを逃さないためにも事前にローンの審査はしておいて損はありません。

3.売買契約の締結

条件もまとまりローンの審査も完了しましたらいよいよご契約です。契約でやることは主に①重要事項の説明②契約書への署名捺印③設備や物件の状況についての確認④手付金の授受です。

所要時間は大体2時間半くらい見ておけば良いでしょうローンを組む場合は実印が必要になるので印鑑登録をしてない方は急いで市役所で印鑑登録をしましょう。

4.ローンのお申込み

契約書にはいつまでにどこの銀行でいくらの承認を取らなければならないか記載されています。事前審査と違い本審査は住民票や印鑑証明・課税照明などの公的な書類が必要になり、記入する書類も多いので結構大変です。審査には1週間ほどかかり、銀行によってはそれ以上かかる場合もあるので、契約後はいつまでにローンの審査をしなければならず何の書類が必要になるのかしっかりと確認しておきましょう。

5.ローンの契約(金銭消費貸借契約)

無事に本審査が終わりましたらローンのご契約(金銭消費貸借契約)をします。最近は土日営業している銀行も多いですが、土日は予約が殺到するので平日になってしまうかもしれません。お仕事が忙しい方は早めに銀行・不動産屋さんに相談しておきましょう。

6.物件の最終確認

契約時に設備などについて確認をしていますが念のためもう一度現地で確認をします

 

※5と6は順不同です。

7.残金決済

銀行で住宅ローンを実行し売主様にお金を払います。鍵の引き渡し、登記の依頼を司法書士に委任しすべての手続きが完了します。リフォームをする場合はこのタイミングでリフォームができるようになります。

 

以上ざっとでしたが不動産の購入の流れでした。

それぞれの項目で大事なことはまた後日ご説明したいと思います。

ご挨拶

この度は不動産マガジンをご覧いただきありがとうございます。

 

お住まい探しやご自宅のご売却をされる方のブログはよく拝見しますが、「営業マンがお客様のために役に立ちそうな知識を発信するブログがあってもいいのでは?」と思いこのブログを開設するに至りました。

 

しばらくは不動産の購入をメインテーマに現役の不動産営業マンがお客様からの質問やお住まい探しのお役に立ちそうだと感じたことを投稿していきたいと思います。

 

ご質問があればコメントをいただければお答えさせていただきますが、私はサラリーマンなのでこのブログでお客様を集客しようとは考えておりません。

 

これから不動産を購入するけどまずどうしたらいいんだろう?今不動産の購入を検討しているけど本当にいいんだろうか?住宅ローンはどこが一番いいんだろう?などお悩みの方の役に立てれば幸いです。

 

どうぞよろしくお願いいたします。